Last Updated on 2021年7月5日 by 茨木市のホームページ制作会社情報 編集部
※この記事は、茨木市の公式ホームページその他を批判する意図は全くありません。たんなる好奇心で客観的スコアを調べた結果を共有するものです。
ホームページ(ウェブサイト)の表示速度・読み込み底度の早さは、けっきょく見る側への「親切さ」の表れです。これが早いとユーザーフレンドリーなサイトだということになります。たとえば通信状況が低速で悪い時でも、表示が軽いサイトであればすぐに閲覧することができるからです。
そこで、茨木市の公式ホームページのTOPページについて、客観的な数値を見てみました。
Google PageSpeed Insights
Google謹製のサイトの表示速度を測り、改善点を示してくれるというもの。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja


モバイルから閲覧した際のスコアが31点と今一つかもしれません。
もちろん、これを満点取得をめざすと現実的ではない対応をする必要も出てきますので、そこまでは望まれませんがまだ上げる余地はありそうですね。
GT METRIX
これは最近クライアントから教えていただいたツール。カナダの会社が一部無料で提供しているもので、これを使う方も増えている様子です。
さっそく茨木市のホームページを測定。
https://gtmetrix.com/reports/www.city.ibaraki.osaka.jp/50IDPqiG

こちらもFランクとDランクで、スコアはもう一歩ですね・・・
なお、こういった計測で他の地方公共団体のサイトでもハイスコアは見たことがありません。
「他のサイトも低いからこれでいい」というわけではありませんが、傾向としてはそうなのでしょう。
Another HTML-lint 5
こちらはHTMLの構文チェックのサイトです。HTMLがきれいに記述されていないと環境によっては正常に表示できない場合がありますのでチェック。
http://www.htmllint.net/wac/ja/blind_results.jsp?rqURL=https://www.city.ibaraki.osaka.jp/&csvPath=1116_0158_1&sourceFile=source1605502704849
いくつかエラーがあるようです。
また、公共サイトとして重要なのがアクセシビリティ。
http://www.htmllint.net/wac/ja/
たとえば目の不自由な方でも閲覧しやすいようにしている必要があります。こちらもいくつかのエラーがみられました。
問題の可能性大、という項目だけでも何かしらの対応をしたほうが良いかもしれません。

【その他】Google Test My Site
GoogleはGoogle AnalyticsやSearch Consoleなど様々なサイト分析・改善ツールをリリースしており、ある意味で収拾がつかなくなっているような状況ですが、最近のツールはこのTest My Siteです。
現在はほとんどの人がスマホ、つまりモバイルからサイトを閲覧しますので、このモバイルサイトで最適化されているかどうかを見るというもの。
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/feature/testmysite/
チェックした時点ではなぜかTest My Siteのエラーが出ておりスコアが見れませんでしたが、新しいツールですので、こちらもエラーが直り次第チェックしたいと思います。