【事例】地域名(市)+ サービス名(診療科目)にて、サイト公開後3か月でGoogle2位達成。その後1位に。

Last Updated on 2023年2月10日 by 茨木市のホームページ制作会社情報 編集部

病院・クリニックというのは、いわゆるローカルビジネスの典型的なものだと言えます(医療なので「ビジネス」という言葉はなじみませんが、便宜上使用します)。

言うまでもなく、なにか身体に異変があった時、あるいは今の病院を変えようと思っている時、今住んでいる地名と絡めて病院を探すのが人間の自然な行動だからです。

したがって、医療機関がウェブ経由での初診患者数増加を狙うならば「地域名+診療科目名」あるいは「地域名+病名」 「地域名+症状」といった組み合わせに強いウェブサイトを構築するのは最も注力すべきことの1つだと言えます。

今回とある新規開業のクリニックさんのウェブサイト立ち上げを担当させていただきましたが、ドメイン新規取得・サイト立ち上げ3か月で「所在地(市)+診療科目」にて2位につけることができました。(追記:その後1位になりました)

この診療科目名はニッチなものではなく超メジャーなもので、激戦といっても過言ではありません。
先行している他院の中には、おそらく開業コンサルタントが入ってかなりお金をかけたであろう、立派なウェブサイトを備えているところがいくつもありました。
さらに、今回の案件ではウェブサイトビルダー(Jimdo,Wixなど)をベースとして構築するという前提条件もありました。そうするとゴリゴリのチューニングがしにくいといハンデも生じます。

そんな中でどうするか悩んだのですが、やはり「ユーザーにとって役に立つ情報を提示する」という原則に立ち返り、クリニック側と二人三脚で地道にコンテンツを検討・構築していきました。
クリニック側も新規開院という重要局面でかなりの熱量をもって取り組くんでくださり、その本気がコンテンツの専門性や網羅性にもつながり、結果として検索エンジンにも評価されたようです。
こうやって書いていくと、上位表示達成を自慢するような話になってしまっていますが、突き詰めると当たり前のことしかやってません。したがって、「もちろん嬉しい・・・けれども、さほど自慢できるほどのことではない」という認識です。また、これから1位になるためのトライアンドエラーという地味な作業をまだまだ一緒にやっていく必要があり、長い道のりではあります。

1つのポイントとして、「ウェブのことはわからないから制作会社にまかせた」と丸投げせず、あくまで自分事だという認識で制作会社を巻き込んでチームとして取り組む。そういう主体的な事業主さんだったので上手くいったのだと言えます。
業種に限らず、これは早期に成果につなげるための一つの理想的な取り組み方です。

当サイトは「茨木市 ホームページ制作」などの地域を絡めたキーワードでGoogle検索した際に上位に表示されていますので、その実験で得た知見をこういった実際の案件にフィードバックしていくこともできました。
とはいえ、当サイトが果たして本当にユーザーに役に立つコンテンツを十分に投入できているかというと、まだまだ不足がありもっと強化が必要だと認識もしています。