ウェビナーに登壇するメリット&気づき4選【スモールビジネスオーナー向け】【スモビる! #7】

過去の投稿でもお知らせしていたウェビナー。
これに登壇することによって自分にどんな変化があったか?を考えてみると、4つのメリットや気づきがありました。
それについて、Podcastで話しています。

ノートPCの画面に映る日本人の中年男性。彼は今、ウェビナーの講義中。ドット絵で
このイラストは、BingのImage Creator(画像生成AI)にて「ノートPCの画面に映る日本人の中年男性。彼は今、ウェビナーの講義中。ドット絵で」という指示文で生成されました。

GPT-4による要約


このポッドキャストは、スモールビジネスとそのカルチャーに焦点を当てています。ホストのシララ株式会社の伊東宏之は、ウェビナーで講師を務めることのメリットについて話しています。彼は最近、ウェブ業界向けのウェビナーで講師を務め、その経験から学んだことを共有しています。彼が挙げるメリットは以下の4点です:

  1. ブランディングとプロモーション:自社や自分自身のブランディングに役立つが、これに焦点を当てすぎるべきではない。参加者の利益を最優先に考えることが、結果的に自社のブランディングにつながる。
  2. アウトプットの効果:他人に知識を伝えるためには、その知識を整理し言語化する必要があり、これが自己理解を深める機会になる。
  3. 自己の弱点を知る:リハーサルを通じて、話し方の改善点(例えば滑舌の悪さ)に気づき、それを改善するきっかけになる。
  4. 他人の役に立つ喜び:自分にとっては当たり前のノウハウが、他人にとっては新鮮で有益であることを実感する。

伊東は、ウェビナーでの登壇は準備が大変で緊張するが、経験することの価値があると強調しています。

文字起こしテキスト全文(LISTENを基に編集)

このポッドキャストでは、スモールビジネスやその周辺のカルチャーについての話題をお届けしていきます。
再生ありがとうございます。
ウェブディレクションと音源制作を手がける、シララ株式会社伊東宏之です。
今回は、ウェビナーに登壇するメリット、つまりオンラインのセミナーに講師側として参加する、
特にスモールビジネスのオーナーがそれをやる・・・というメリットについてお話ししたいと思います。
僕自身の話で申し訳ないんですけれども、つい先日マイナビワークスさんが主催するウェブ業界人材向けのウェビナーで講師をさせてもらったんですね。
コロナ前もちょっとしたピッチとかで、そういう登壇をすることはたまにあったんですけれども、
ウェビナーの講師で、しかもそれなりに参加者さんが多いっていうのは初めてで、
なおかつ質疑応答を含めて1時間半ぐらいの持ち時間だったので、
僕にとっては結構大変というか、準備も頑張ったんですね。
そうすると思いのほか自分自身に学びがありまして、今回はそれをもとにメリットとか気づいたことを4点お話ししたいと思います。
まず1つ目。これは誰しもが考えることだと思うんですけれども、
「自分とか自社のブランディングとかプロモーション」の意味合いがあるということですよね。
ただこれはですね、準備し始めて早々にあんまり意識する必要はないという考えに至りました。
自動的にそうなる可能性があるだけで、むしろ徹底無視した方が良いというふうに思います。
なんでかというと、やっぱりこっち側の名前を売るなんてことは、
聴講してくださる参加者さんのメリットとは全く関係ないし、場合によっては相反するからですよね。
この自分プロモーションみたいなことに妙にフォーカスしちゃうと、
結局無料セミナーでありがちな、何かしらの自社のサービスの宣伝とか、
プロモーションをやっちゃったら「結局そこ?」みたいなしらける展開になっちゃいますよね。
さらにですね、ちょっと毒を吐いちゃうと、
たまにモリモリな己のご経歴を、妙に時間をかけて話す方とかっているじゃないですか、
ウェビナーとかセミナーの講師で。
その中でさらに稀にですが、僕自身がある程度リアルで知っている人がそれをやってたりすると、
あれ?あなたそんな凄かったっけ?みたいにちょっと思ったりするんですよね。
何かそんな経歴だったっけ?みたいな。
なのでそうなると逆効果だし、
参加者の利益に沿うことだけにフォーカスすることこそが、
結果的に自社のブランディングになるんじゃないかと思います。
やっぱりドラえもんのジャイアンリサイタルみたいなことをね、
そういうところでやってもしょうがないですからね。
そんなメリットと表裏一体の注意点に気がつきました。
2つ目のメリットなんですけれども、
「アウトプットの功用」が挙げられると思います。
他人にアウトプットするためには、
今自分の内部に溜めている知識とか新たに調べたことをグルーピングして、
さらにそれを全くの他人に伝えるために、
言語化するところまで落とし込まないといけないわけですよね。
それを通じて自分の中で感覚的に当たり前としてぼんやりと捉えてきたことが、
改めてなんでこうなんだっけっていう筋道とか論理を整理する、
もう一回このリフレーミングというか、
捉え直すことにつながるんですよね。
なのでそれによって自分にとっては納得できているんだけど、
人様に説明するにはロジックが弱いなって思うものも見えてきたりとかして、
新たに調べ直したりとか覚えたりとか、
結局自分の勉強になると今回わかりました。
ちょっと今、抽象的な表現をしてしまったので、
具体的な例を挙げますと、
例えば僕が今回、最新のGoogle Analyticsの使い方に触れる局面があったんですけれども、
そもそもなんで新しいGoogle Analyticsが良いんだっけみたいなことを、
さほど考えずに、それほど言語化もせずに、
感覚的に今まで自分は捉えていたんですよね。
それを人様に伝えるにあたって、
簡単に言うとここが良いんですよ、みたいなことを言えるようになったと。
そういう功用がありました。
これって自分のビジネス全部が外部との関わりになるスモールビジネスのオーナーにとって、
結構重要な訓練になるんじゃないかなと気がつきました。
そして3つ目です。
自分のダメさを知ることができた、ということです。
事前のリハーサルとして自分の講義を何回か録画してみたりもしたんですけど、
なんとまあ、カミカミで滑舌が悪いことかと。
まさに今話しているポッドキャストでもそうなんですが、
お聞き苦しいところが多いよなと気がつくわけですよね。
ちょっと本当に申し訳ないんですけれども、
特に男性は声も低かったりして聞き取りづらいことが多いと思うので、
せめてもうちょっと丁寧に語尾をはっきり強めに話すとか、
そういうこともウェビナー中はもちろん、普段から気をつけようという気になりました。
やっぱり何を言っているかわからんと思われたら、
これはスモールビジネスのオーナーにとって致命傷になるかもしれないですよね。
そこを改善するきっかけになるということが分かりました。
そして4つ目のメリットなんですけれども、
これは「人の役に立てて純粋に嬉しい」ということが挙げられます。
今回やってみて、参加者の方から匿名でフィードバックをいただけたんですけれども、
自分にとって結構当たり前にやってたようなノウハウが、
他の方にとっては意外と新鮮で役立つことも多少あったのかもしれないな、
頑張ってよかったなというふうに実感しました。
というわけで、今回4つメリットを挙げさせていただきました。
1つ目が自社、自分のブランディングとかプロモーションの意味合いがあるけど絶対にそれを追わないということと、
2つ目がアウトプットの功用、そして3つ目が自分のダメさを知ることができた。
そして4つ目が人の役に立てて純粋に嬉しいということですね。
登壇を打診されても準備に手間もかかるし緊張もするし、
しりごみしがちで当然だと思うんですけれども、
もし機会があればとにかく経験してみるというのはめちゃめちゃ大事だなというのがやっぱり理解ができました。
このポッドキャストとかも同じですけれども、やっぱりやると聞くとでは全然違いますよね。
そんな感じでウィビナーというものに対する理解も自分の中で深まったと思いますし、
やらせていただいて結構良かったなという実感があります。
それではまた次回もよろしくお願いいたします。
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